自己否定とは?自分を受け入れ許す生き方
この記事の目次
あなたにはあなたを幸せにする為の力がある
こんにちはライフコーチの和嶋歩です。
今回の記事は日常的に自己否定してしまっている方に、自己否定しないで生きる道もあるんだよって事を気づいてもらいたくてこの記事を書きました!
自己否定とは
スポンサーリンク
自己否定とは読んで字の如く自分で自分を否定してしまう事をいいます。
「私は価値のない人間だ」
「私は何をやっても上手くいかない」
「私は自分の事が嫌いだ」
ここまで極端ではなかったとしても、自分が求められる結果を出せなかった時や、自分自身の理想に手が届きそうで届かなかった時などに、自分を責めてしまうという人も多いですよね。
これらもレベルの差はあれど、自己否定といいます。
もう一つ知っておいてほしいのは、自己否定とは『思考の癖』とも言えます。
この思考の癖については自己否定をなくす為にも知っておいていただきたいので、後半の方で詳しく説明します。
それと、
僕は必ずしも『自己否定=悪』という考えは持っていません!
勿論自己否定せずに生きる方が楽だとは思っていますが、
大事なことは、自己否定しないで生きる道もあると知った上で自己否定をしながら生きる道を選ぶのか、
自己否定するしか道がないと思いながら自己否定しながら生きる道を選ぶのかだと思います。
きっと多くの方が「自己否定してしまうのが自分」だと思い込んでいると思うので、まずは自己否定しないで生きる人生について考えるきっかけになってもらいたいと思います。
なぜ自己否定してしまうのか
自己否定的な人は決して産まれつき自己否定的な素質を持って産まれてきているわけではありません。
先天的ではなく後天的に自己否定的な性格になってしまうというわけです。
つまり育った環境や、子供の頃に起きた出来事、家庭や学校での教育によって徐々に自己否定的な思考に傾いていくという事になります。
当然逆に自己肯定感の高い人間についても、勿論同じ理由で後天的に自己肯定感の高い人間になります。
ではその差は何なのか。
答えは子供の頃に自己否定をする機会が多かったか、自己肯定する機会が多かったか。
と言っても、自分の中で消化しきれない程大きな問題が起きたとして、自分を否定する事で表面上解決したという経験により、たった1度の自己否定でも自己否定的な性格になる事は充分ありえます。
ですが一般的に考えると、やはり子供時代に日常的に自己否定的にならざるをえない状況に置かれることで、自己否定的な大人になっていくことになります。
逆に考えると、子供の育て方次第で子供が自己否定的な人間にもなるし、自己肯定的な人間にもなるという事です。
これはとても大事なことなので、後日別記事にまとめます!
自己否定に苦しむ人と自己否定を受け入れる人
自己否定で苦しんでる人はたくさんいます。
ですが、自己否定してしまう自分を受け入れて自己否定的な自分と付き合って生きているという人もたくさんいます。
これは個人的な考えですが、
自己否定で苦しんでいる人は意外と早くに自己否定から抜け出すことが出来ると感じています。
何故なら、苦しいという事に気づいているから。
人は本能的に「種の保存」の為に生きています。
つまり生きる事を阻害する状況や状態に対しては、本能的に避ける、避けたいという欲求があります。
『ネガティブ』や『悩み』、『苦しみ』っていうと、良くないものと考えがちですが、実はこれらは人間が生き延びる為には欠かすことの出来ない必要な要素です。
苦しいと理解しているという事は、本能的にも生き延びていく為にその苦しみから解放される術を探し始めます。
あなたが今この記事を読んでいるのも、自己否定という『苦しみを排除する為の行動』の為かもしれません。
一方、自己否定を受け入れてしまっている人は、自己否定をしてしまう事がデフォルトの状態なので、苦しいという感覚をもっていません。
今よりもっと楽になりたい!
この苦しみから解放されたい!
という欲求がないという事になります。(自己否定以外の悩みや苦しみについては勿論楽になりたい、開放されたいという欲求はあります。)
つまり自己否定を受け入れている人は、わざわざ貴重な時間を使ってこのような記事を読みません。
自己否定していくのが当たり前になっているのだから、当然自己否定をなくす為の行動は起こさないんです。
冒頭でもあげたように、敢えて自己否定と付き合って生きていくという決断を下してるのであれば何も言いませんが、自己否定しないで生きていけるならそっちの方がいい。
と言うのであれば、このまま読み進めていただければと思います。
自己否定と他己否定
スポンサーリンク
自己否定に苦しんでいる人にも、受け入れている人にも考えて欲しいのが、自己否定がどのような意味を持つのかと言う事。
自己否定とは自分で自分を否定してしまう事。
問題なのは1度や2度の話ではなく、日常的に自分を否定してしまうというところです。
そこで考えてもらいたいのが『他己否定』。
聞きなれない言葉ではあると思いますが、あなたが他人を否定する『他者否定』とは違います。
他人があなたを否定する事を『他己否定』と言います。
自己否定とは自分を否定する事に対して他己否定は他人があなたを否定する事。
『誰』の部分が違うだけで、あなたを否定するという事実については変わりありません。
例として考えて欲しいのですが、
・職場で日常的に嫌な上司に否定され続ける
・学校で日常的に友達に否定され続ける
・親やパートナーに日常的に否定され続ける
こんな生活を送っていく事があなたにとってマイナスにはならないでしょうか?
当然こんな環境から逃がれたいと思いますよね?
ですが、自己否定というのは他人があなたに変わっただけであって、
日常的にあなたが否定され続けるということについては全く変わりありません。
他人から否定され続ける場合はその他人から距離をおけば環境を変えることが出来ますが、
自己否定というのはどこへ行っても逃げる事が出来なく、他己否定よりも苦しい環境にあるというように思いませんか?
自己否定を受け入れて生きている人に対して、あなたは辛いんだよって事を言いたいわけではありません。
自己否定をしないで自分を認めてあげる生き方もあるんだよ。って事に気づいてほしいと思っているだけです。
あなたは自分で自分を否定する必要なんかないんです。
自己否定をしないで生きる方法
冒頭でも書きましたが、自己否定と言うのは『思考の癖』です。
『思考の癖』については別記事の『思考の癖とは』で詳しく書いていますので合わせて読んで頂ければと思います。
あなたにも色んな癖があると思いますが、生きていく過程で気づいたらなくなっていたという癖もありますよね?
それと一緒で自己否定しなくなることも当然可能です。
意図的に癖をなくすって言うと難しく感じるかもしれませんが、決して難しい事をする必要はありません。
自己否定をなくす具体的な方法
自己肯定感の高い人の真似をする
真似をするという事は非常に有効です。
リアルに真似をする為には当然その人の事を知らなくては出来ないので、なるべく多くの時間を自己肯定感の高い人間と過ごせるといいですね。
思考や考え方、話し方、更には服装までも真似をすることが出来れば、どんどん自己肯定感が高まっていくのを感じることが出来るでしょう。
ただそこまで時間を共有するのも難しいでしょうし、極端に真似をされると嫌な人もいるので、まずは自己肯定感の高い人の考え方や口癖を真似するようにしてみてください。
その際に「自己否定する癖を治したいから、自己肯定感の高いあなたの考え方や言動を学ばせてもらいたい!」って事を最初に伝えておけば喜んで協力してくれるのではないでしょうか。
自己否定の内容を紙に書き出し、どうすれば良かったのか書き出す
例えば、仕事で失敗して上司に怒られた。
と言う事実があったとして、「私は何をやってもダメな人間だ」って自己否定をしたとします。
自己否定で問題なのは、自己否定で完結してしまうというところにもあります。
つまり、自分を否定しただけで先に進まないで終わるということです。
人間は成長に喜びを感じる生き物なので、
『失敗したという事実のみ(失敗の内容のみ)』に対して、これ以上ないという位細かく具体的に失敗した原因を書き出していきましょう。
書き出しつくしたら今度は失敗した原因に対して、どのような対策を立てると同じ失敗をしなくなるかを書き出していきましょう。
本来自己否定で完結してしまった場合は、また同じ仕事がまわってきた時に失敗が頭によぎり、本来のパフォーマンスを発揮することが出来ません。
が、これ以上ないという位に対策を事前に書き出していれば冷静に且つ確実に仕事をこなすことができ、結果『失敗から学び成長した自分』という事実により、自分に自信がついていきます。
これを継続していくことで自分に自信を持てるようになっていきます。
自己否定の内容を紙に書きだして、自己肯定感の高い人ならどう考えるかを想像して書き出す
上の2つの組み合わせとも言えますが、まず自己否定してしまった時その内容を紙に書きだします。
例えば
趣味で撮った写真を販売してくれない?て聞いてきた人が現れたとします。
自己否定的な人は「自分より凄い人はたくさんいるからお金はもらえません。」って言いました
って事実があったとしたら、このことを紙に書き出し、もし自己肯定感の強い〇〇さんならなんていうだろうか?
って想像して紙に書き出してみてください。
自己肯定が高い人なら趣味で撮った写真でも、「俺の写真に価値を見出すなんてお目が高いんだ!喜んでお譲りしますよ!」
みたいな事も言えるんですよね!
つまりここで言いたいのは、起こる出来事は全て違う視点から見ると違う出来事になるという事です。
マイナス面からだけではなく、いろんな面から出来事を捉えられる訓練にもなるので是非お試しください。
自己否定してしまった時に、自分に『大丈夫』と言い聞かす
理由や根拠など全く必要ありません。
ただただ『大丈夫』だよと言い聞かせてあげてください。
具体的に言うと、あなたのインナーチャイルドに対して大丈夫だよと言い聞かせてあげて欲しいのです。
インナーチャイルドとインナーペアレントについてはこちら
信頼している人から大丈夫だよって言われるなんだかと安心しますよね。
それと全く同じで、ただただ大丈夫だよって言い聞かせてあげると、心が落ち着いていきますので、自己否定の時だけでなく、何か落ち込んだ時や、気持ちがそわそわしている時などにもとても有効な方法です。
私は私の味方だよと宣言する
これは毎朝でもやっていただきたいと思います。
上にもでてきたインナーチャイルドに対して、どんな時でも、どんな事があっても、私は私の味方だよって伝えてあげる事で、とても安心していきます。
継続して宣言する事で、感情ではなく、脳が実際に「私は私の味方なんだ」と認識し始めるので、難しい話を抜きにしてただ続けることで大きな効果を感じることが出来るようになっていきます。
あなたの行動だけがあなたを変える
自己否定をなくす為には、特別難しい事をする必要はありません。
ですが、あなたが何もしなければ何も変わりません。
しかもたった1回やっただけで大きく何かが変わるという事もありません。
継続しなくてはいけないという難しさもあります。
僕がブログを始めた1番の目的は、一人幸せな人が増えれば一つ平和な世界に近づくからです。
つまりあなたが幸せになる事が僕のブログを続ける目的なんです。
だから何を伝えればあなたが幸せになれるのかを一生懸命考えるわけですが、結局のところ僕が何を書いてもあなたが行動しなければ意味がないんですよね。
だから、ただやり方を伝えるだけでは僕の目的達成は加速しないって思ったので、実際にあなたの行動を直接応援できる環境を用意しました。
具体的に言うと僕が伝えられる幸せになる為のマインドやノウハウをあなたに伝えさせていただき、それをLINEやfacebook等のSNSで日々シェアしあうといった内容です。
何よりも大事なのは『あなたが行動を継続できる環境作り』だと思うので、そこに力を入れていきます!
まとめ
・自己否定は思考の癖であって、なくすこともできる
・他己否定に苦しみを感じる方は自己否定もやめた方がいい
・あなたの行動だけがあなたを幸せにする
スポンサーリンク